雪崩情報
更新日時: 2024/01/27 05:00
かぐら谷川武尊
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Fair
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
西から北西にかけての非常に強い風による雪の移動により、風下の急斜面ではウインドスラブが形成されています。できたてのウインドスラブの結合に注意してください。自身が斜度の低い場所にいても頭上の大きな発生区からの雪崩に注意してください。 発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。沢への転落や雪庇の踏み抜きにも注意してください。現在も強い風を伴った降雪が続いています。降雪量の変化や風の影響により、雪崩危険度は上昇します。気象の変化に注意して行動してください。
留意すべき雪崩
ウインドスラブ Wind slab
風下の稜線直下の急斜面に注意
概要
雪崩
昨日(26日)、新しい雪崩の観察はないが強風で視界が悪かったため限定的な情報
積雪
2日前から現在も続く西から北西寄りの非常に強い風により、稜線や支尾根直下にはウインドスラブが形成されている見込み。稜線や開けた風の当たりやすい場所では吹き払われクラストが露出している場所もある。
天候
5時現在、アメダス藤原の気温は-1.7℃。周辺では5cm程の降雪があり、現在も強い風を伴い弱く続いている。気象庁は、冬型の気圧配置は次第に緩むが群馬県北部の山麓では寒気や気圧の谷の影響を受けるため、晴れ時々曇りとなる予報を出している。
