雪崩情報

更新日時: 2023/12/23 05:30

白馬


アルパイン Good


森林限界 Good


森林帯 Low まだ、積雪が少なく、雪崩地形が埋まりきっていないため。


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

非常に危険な雪崩コンディションです。アルパインおよび森林限界では雪崩地形内での行動はおすすめできません。森林帯では、未だ十分な積雪が無く、薮、岩が露出しており、そもそも行動が困難です。また、狭い沢地形が埋まりきっていないこともあり、小さい雪崩であっても深く埋没する可能性があります。今日は、スキー場内の新雪エリアがおすすめです。その際は、滑走可能な区域の遵守をお願いします。また、管理エリア内であっても、仲間同士や知らない人であっても、新雪の中で転倒している人がいれば、気にかけ、助けてあげる行動を取りましょう。楽しい休日を。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

樹林帯にも到達する可能性を考えて、大きな雪崩地形の下に侵入しないように。

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

樹林帯にも到達する可能性を考えて、大きな雪崩地形の下に侵入しないように。

概要

雪崩


昨日は、非常に天候が悪く、山で行動をした人が少ないのと、視界が悪かったため、新しい雪崩の報告は無い。風の影響を受けた斜面でのシューティングクラックが観察されており、ウィンドスラブの形成が示唆されている。

積雪


20日午後より始まった一連の降雪は、昨夕までに、エリアの南部で80cm,北部で130cmに達している。また、標高が高いエリアでは、さらに量が増えていると推測される。また、強い西寄りの風により雪は再分配され、風下側の斜面に、より深い積雪層を形成している。この積雪は、低標高帯では、地面の上に、樹林帯上部以上では、17日午前に降った積雪の上に載っている。17日の積雪の下には、15-16日未明の降雨によって形成された融解凍結層が埋没していて、そこの脆弱性は標高の高いエリアでは未確認である。

天候


気象庁は長野県北部に対し、冬型の気圧配置は次第に緩み、高気圧に覆われますが、寒気や気圧の谷の影響を受ける見込みで、このため、北部では雪となりますが、昼前から曇りとなり、夜は晴れるでしょう。北部の山沿いでは雪が続く見込み。最高気温3℃(標高418m)を予報しています。白馬山麓(標高750m)にて、気温-4.8℃(5時現在)、過去12時間で10 cmの降雪がありました。

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