雪崩情報

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab

グライドクラックの開いている場所や、極端な急斜面に注意

留意すべき雪崩

点発生湿雪雪崩 Wet Loose snow

規模が大きくなりやすい大きな急斜面に注意

概要

雪崩

昨日、1800m付近の南東斜面で自然発生の湿雪点発生雪崩サイズ2を観察した報告があった。

積雪

先日の降雨の影響は標高1800ｍ程。全方位で積雪表面は融解したが高い標高では強度を保っている。低い標高帯では過去4日冷え込みは弱かった。南寄りの急斜面でクライドクラックが多数観察されている。

天候

6時現在のアメダス藤原での気温5.9℃。夜間の冷え込みはない。気象庁の17日5時の発表では、高気圧に覆われるが、気圧の谷や湿った空気の影響を受けるため、晴れ時々曇りとなる予報を出している。

行動と地形の助言

過去4日間冷え込みが弱かったため、積雪の強度が落ちています。昇温や日射の影響を受けやすい、南寄りの大きな急斜面からの湿雪点発生雪崩や、クラックが開いている場所や急斜面からの全層雪崩の可能性に注意してください。そのような場所の下部や沢底には立ち入らない、または素早く通過することをおすすめします。