雪崩情報

更新日時: 2022/01/03 07:00

妙高


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

昨夕からの降雪で形成したスラブに注意してください。標高の高いところは西から北西の風によるウインドスラブに特に注意が必要です。新雪は昇温し、風で叩かれた硬く、良い(私たちにとって悪い)滑り面を形成する雪面に載っています。凸状など孤立した地形では特に注意が必要です。寒気により雪は冷えて良い状態ですが、滑り込む前に、その斜面の先に「地形の罠」がないかの確認を忘れずに。小さい雪崩であっても致命的になりえます。まとまった降雪はありましたが、地形はまだ埋まっておらず、シーズン初期の危険要素は多々残っています。基本的なグループマネジメントを大切にしつつ、良い一日を。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(1月2日)は雪崩の報告はありません。

積雪


年末からの一連の大量降雪は昨日の好天などもあり、沈降しています。また、一昨日の暴風の影響もあり、雪面は風による激しい削剥を受けています。これは山肌を舐めるように標高の低いところまで影響を与えており、この上に昨夕からの降雪が載っています。この降雪は全体的に北西の風の影響を受けて堆積しています。

天候


気象庁は、新潟県上越地方に対し、くもり、朝晩、雪か雨、最高気温6℃(標高13m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-6℃(6時現在)、過去12時間で17cmの降雪がありました。妙高山域全体でみると、標高800 m付近で20-30cmの降雪量となっています。

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