雪崩ハザード評価の登録

投稿者 川田尚規

投稿日時:2024/01/11 23:54

エリア北海道その他 山岳和寒BC 場所和寒BC

観察日付:2024/01/11


標高290m〜547m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -8.6(1050hrs / 547m) 〜 -6.4(1318hrs / 547m)


天気

午前BKN 雲量6-9
午後SCT 雲量4-5


降水種類

午前S 雪
午後Nil なし


降水強度

午前S-1
午後


HST10-40


HS Range


風速

午前M 8-11m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前S
午後S


飛雪


気象コメント 1000hrsより晴れ間が多くなり日差しがあった。


雪崩データ


雪崩などの観察 S斜面430m付近にてワッフ音複数。NW斜面500m付近にてScウインドスラブSize1


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック Yes

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果 S斜面ではブレイカブルなMFcrの下層の2cmほどのFC混じりの層。NW斜面の雪崩はHST内のウィークインターフェイス。


積雪構造 低密度なHST20-40cmが旧雪に乗る。S斜面では旧雪表面はブレイカブルなMFcrでHSTとの結合は良いが、その下層に厚さ2cmほどのFC混じりの層がありワッフ音(雪崩は発生せず)として反応した。MFcr周辺の温度勾配は0.9℃。 風の影響を強く受ける箇所ではMFcrが露出し、ローディングした風下側ではウインドスラブが反応した。


観察に関わるコメント


S斜面の不安定性は上載積雪が少ない箇所では反応がない。

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