雪崩ハザード評価の登録

投稿者 黒田 誠

投稿日時:2020/12/21 17:48

エリア白馬 山岳唐松岳 場所八方尾根

観察日付:2020/12/21


標高835m〜2100m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -8.2(1100hrs / 1740m) 〜 -7.8(0945hrs / 1835m)


天気

午前BKN 雲量6-9
午後BKN 雲量6-9


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前NW
午後NW


飛雪


気象コメント VFは上下しながら1400-1800m。2100m以上は雲の中。雲の向こうに太陽の輪郭を感じる。 尾根上では、時折Mに風力が強まり、雪の移動が激しい。


雪崩データ


雪崩などの観察 1400m以下の南向き急斜面でサイズ1の湿雪点発生が複数。急斜面には多数の大きなグライドクラック。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 標高900m付近でHS50cm、標高1850m南向き尾根上でHS300cm。風の影響を強く受け、ウインドスラブが形成が顕著。複数の降雪結晶のレイヤー、インターフェイスがあるが、現状では不安定性を示していない。


観察に関わるコメント


大きな雪崩が起きていないので、沢地形が埋まっておらず、地形の罠に気を遣いたいです。降雪の前は晴天気が長く続いたため、、20〜30cmのシモザラメの上に今回の積雪が載っていることを忘れずにシーズンを過ごしたい。

現地画像

現地画像

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