雪崩ハザード評価の登録

投稿者 稲垣 力

投稿日時:2020/03/13 14:28

エリア白馬 山岳栂池高原 場所天狗原周辺

観察日付:2020/03/13


標高1650m〜2200m
同行者吉本大


観察データ

気象データ


気温 2.2(1030hrs / 2160m) 〜 5.1(1200hrs / 1940m)


天気

午前SCT 雲量4-5
午後SCT 雲量4-5


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前C 0m/s
午後C 0m/s


風向

午前
午後


飛雪


気象コメント 早朝は快晴で、徐々に雲が増えるが、雲は薄く日射の影響は強い 主稜線は西からの風で東側へ雪の移動が見られたが、昼頃には南からの風に変わっており、森林限界付近でも小樹木が揺れる程度の南風が吹き始めた。


雪崩データ


雪崩などの観察 昼前ごろ、東向き標高1800mの40°以上の斜面にて、スノーボールが複数自然発生していた。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 最近の降雪は西からの風により再配分され、吹き払い箇所では融解凍結クラストが露出している。再配分された雪は沈降しており、顕著な脆弱性は見受けられない。 昨日の日射により形成された融解凍結クラストは本日の日射により再び融解し、湿ったもしくは濡れた状態となった。


観察に関わるコメント


午前中のみの行動。北向きの風下斜面では沈降したパウダーの滑走を楽しめましたが、南向きの帰り道は硬かったりブレーキがかかる雪だったりで手強い雪でした。

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