雪崩ハザード評価の登録

投稿者 長井里奈

投稿日時:2018/01/13 23:14

エリア谷川・かぐら 山岳かぐら 場所かぐらBC

観察日付:2018/01/13


標高1400m〜2000m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -7.2(1150hrs / 1860m) 〜 -6.8(0930hrs / 1840m)


天気

午前SCT 雲量4-5
午後SCT 雲量4-5


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前SW
午後SW


飛雪


気象コメント 朝はCLR、だんだん雲が多くなり、14時頃にはBKN 夕方からS-2


雪崩データ


雪崩などの観察 1980m Na S サイズ1 厚み10cm 尾根直下NE面


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 0108MFcrの上に約30cmの雪が載る。今朝までの新雪5cmは結束力が弱い。この新雪との境界及びMFcr上の積雪内のウィークインターフェースで、アクティブに反応する。尾根筋ではそれほど強くない南風の影響により、極薄いソフトスラブ化が見られた。また行動したほぼ全ての方位で、2-3mmの表面霜が形成されていた。日中南寄りでは沈降したが、その他の方位では日中も表面霜や降雪結晶3mmが保存された(1800m以上で確認)。着目していた0108MFcr上のこしもざらめ0,5mmは、標高2000mで昨日とほぼ変化がなく、温度勾配はほとんどない。


観察に関わるコメント


今朝形成・保存された粒度の大きめな表面霜や降雪結晶の上に、夕方からの強い降雪があることに留意したい。

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