雪崩情報
雪崩情報の使い方妙高 Myoko
210105 06:30
雪崩危険度と傾向









標高帯 | 信頼度 | コメント |
---|---|---|
アルパイン Alpine | Fair | |
森林限界 Treeline | Fair | |
森林帯 Below Treeline | Fair | 特に標高が低いところで日中の昇温による変化に留意 |
留意すべき雪崩 Avalanche Problem
ウインドスラブ Wind slab





















留意すべき雪崩 Avalanche Problem
ストームスラブ Storm slab





































概要
雪崩 Avalanche
昨日(1月4日)は森林帯上部にてサイズ1の面発生雪崩の発生しています。これはスキーカットなど人為的な手段によるものです。
積雪 Snowpack
上記で発生し、報告されている雪崩は、当日の降雪あるいは前日からの降雪が移動しスラブを形成したものです。あらゆる場所で反応しているわけではなく、下支えのない凸状地形など、積雪が不安定になりやすい特定の限られた場所での発生です。そうした場所以外では、スキーカットなどにも反応がでなくなってきています。
天候 Weather
気象庁は上越地方に対し、西の風、後、やや強く、雪か雨、時々くもり、最高気温9℃(標高13m)を予報。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-4℃(5時現在)、過去24時間で新たな降雪はありません。
行動への助言
雪崩を誘発しやすい特徴的な地形に注意してください。藪も埋まりつつあり、滑走できる斜面も増えてきていますが、積雪の下に何が隠れているだろう?と考えることを忘れずに。年末からのまとまった降雪はありましたが、水が流れている沢や形成したグライドクラックが隠れているところは、危険な地形の罠となっています。地形を上手に使ったグループマネジメントで良い一日を。