雪崩情報
雪崩情報の使い方妙高 Myoko
210103 06:30
雪崩危険度と傾向









標高帯 | 信頼度 | コメント |
---|---|---|
アルパイン Alpine | Fair | |
森林限界 Treeline | Fair | |
森林帯 Below Treeline | Fair |
留意すべき雪崩 Avalanche Problem
ストームスラブ Storm slab





































留意すべき雪崩 Avalanche Problem
ウインドスラブ Wind slab























概要
雪崩 Avalanche
昨日(1月2日)はスキー場の安全管理にてサイズ1の雪崩が発生しています。
積雪 Snowpack
昨日の日中の降雪は、比較的に風が弱い状態で夕方まで続き、森林帯で30cm程度の量となりました。31日夜半から1日昼にかけての新雪は、森林帯では焼結を進めていることが観察されており、極端な形状の地形以外では反応が鈍くなってきています。
天候 Weather
気象庁は上越地方に対し、北西の風、後、西の風、やや強く雪、最高気温1℃(標高13m)を予報。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて、気温-9℃(6時現在)、過去24時間で5cmの降雪がありました。
行動への助言
標高を上げる方は、まとまった降雪によるスラブの形成に注意してください。誘発しやすい凸状や孤立した地形などを避けつつ、地形が積雪を支えやすい斜面を探してください。小さい雪崩でも重大な結末となる「地形の罠」が下方にないか、よく斜面を観察してください。また、標高の低いところでは、グライドクラックが降雪で埋もれてわかりずらくなっていますし、スノーブリッジもまだ十分ではありません。雪は良いコンディションにありますので、安全な地形を選べば楽しい滑走が可能です。地形を上手に使ったグループ・マネジメントで良い一日を。