白馬 Hakuba

200317 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Fair
森林限界 Treeline Fair
森林帯 Below Treeline Fair

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ウインドスラブ Wind slab

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩 Avalanche

昨日(16日)は森林帯にてシューティングクラックの報告が入っています。標高が高い場所については、荒天のため、報告は入っていません。

積雪 Snowpack

15日に複数の雪崩を発生させている14日の降雪による不安定性は、まだ、完全に解消していないと考える必要があります。その存在は北側を中心にバラついており、さらに、その上に昨日の大量の降雪が載っていますので、ピットを一つ掘ったからといって的確に捕まえるのはかなり難しい状態です。

天候 Weather

気象庁は長野県北部に対し、南の風、晴れ、後、くもり、夜遅く、雪か雨、最高気温11℃(標高400 m)を予報しています。白馬山麓(標高700 m)にて気温-11.6℃(5時現在)、標高1300 m付近にて過去24時間で30 cm程度の降雪がありました。

行動への助言

好天ですが、危険な雪崩コンディションです。北側には規模の大きな雪崩を起こしうる不安定性が存在しており、それが昨日の多量降雪で深く埋もれています。さらに標高を上げるとウインドスラブも同じような方位に形成していますので、表層の薄いウインドスラブを誘発すると、その刺激によって下層の弱層が壊れ、規模の大きな雪崩が発生してもおかしくありません。表層の感じだけで危険度を判断しないようにしてください。このような時は、風の影響のない、斜度が緩く、地形が積雪を支えるようなシンプルな形状の斜面を探すことです。雪はよく冷えていますので、斜度を落としても、十分に楽しめるはずです。また、樹林帯であっても、急峻な沢状地形は避けること、今回の降雪が沢底の穴などを隠している可能性を忘れないようにしてください。安全な地形を使った原則的なグループマネジメントで、良い一日を。