妙高 Myoko

200316 06:00

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Fair 今後の降雪に注意
森林限界 Treeline Fair 今後の降雪に注意
森林帯 Below Treeline Fair 今後の降雪に注意

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩 Avalanche

昨日(15日)は真新しい雪崩の観察報告はありません。隣接する白馬山域ではサイズ2の雪崩が発生しています。

積雪 Snowpack

積雪の全体傾向は、雪崩インシデントが昨日あった白馬山域と同様と考えてください。14日の降雪がまだ十分に強度を上げておらず、そこに今朝までの降雪、そして今後の降雪が載る、ということです。14日の降雪は森林限界付近で10 cm程度で、その後の西寄りの風で吹き払われている場所もあり、空間分布はバラついたものとなっています。

天候 Weather

気象庁は新潟県上越地方に対し、西の風、後、北の風、やや強く、雪か雨、朝晩、くもり、最高気温8℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310 m)にて気温-6℃(5時現在)、過去12時間で7 cmの降雪がありました。

行動への助言

特定の地形で雪崩コンディションが高い状態です。東側のより雪が堆積した斜面では、斜度を落とし、地形内に障害物(樹木など)がないシンプルな地形を探すことが必要です。狭い沢状地形などは避けてください。今後、風雪が強まる予報がでています。時間降雪深3 cm、枝が揺れ雪面の雪が動き出す程度の風(風速8-11 m/s)が数時間継続すれば、それだけで人を埋めるに十分な雪崩コンディションとなります。積雪観察などしなくとも、気象状況に注意を向けるだけで、雪崩危険度の上昇に気づくことは可能です。安全な地形を使い、慎重なルート設定と原則的な行動様式が重要です。また、新たな降雪が沢底の穴など少雪ゆえの危険を隠してしまっている可能性を忘れないように。