白馬 Hakuba

200316 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Fair
森林限界 Treeline Fair
森林帯 Below Treeline Fair

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩 Avalanche

昨日(15日)は標高2,000 m、南東斜面にてサイズ2の雪崩によるインシデントがありました。弱層は周辺での観察から14日の日中の降雪によるものと推察されています。

積雪 Snowpack

14日の降雪が弱層となり雪崩が発生しています。しかし、この降雪は14日から15日の風で、吹き払われてしまっている場所もあり、弱層の空間分布はバラついたものとなっています。ここに昨夕からの降雪が載っています。

天候 Weather

気象庁は長野県北部に対し、北の風、日中、やや強く、くもり、昼前から夕方、雪、最高気温7℃(標高400 m)を予報しています。白馬山麓(標高700 m)にて気温-1.8℃(5時現在)、標高1300 m付近にて過去12時間で20 cm程度の降雪がありました。

行動への助言

危険な雪崩コンディションです。斜度を落とし、斜面の中に障害物(樹木など)がないシンプルな地形を探すことが必要です。狭い沢状地形などは避けてください。今後、風雪が強まる予報がでています。時間降雪深3 cm、枝が揺れ雪面の雪が動き出す程度の風(風速8-11 m/s)が数時間継続すれば、それだけで人を埋めるに十分な雪崩コンディションとなります。積雪観察などしなくとも、気象状況に注意を向けるだけで、雪崩危険度の上昇に気づくことは可能です。安全な地形を使い、慎重なルート設定と原則的な行動様式が重要です。また、新たな降雪が沢底の穴など少雪ゆえの危険を隠してしまっている可能性を忘れないように。