雪崩情報

更新日時: 2020/03/16 05:07

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

高い標高帯では、昨夜の降雪との境界面に結合の悪い層がある可能性があり、急斜面でのストームスラブの誘発に注意が必要です。低い標高帯では、グライドクラックの開いている場所や崖状の場所からの全層雪崩に注意してください。危険性の高い場所の下部には立ち入らないようにする、または素早く移動することをおすすめします。今後冬型の気圧配置となり降雪が強まる予報です。積雪量の変化や風の影響に注意して行動してください。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(15日)、標高1700m付近の極端な急斜面で小さな乾雪点発生雪崩の報告があった。

積雪


標高の高い場所では、昨夜からの新たな降雪が15-20cm程載っている。15日朝までの積雪上部に密度が低い粒度の大きな降雪結晶の層が観察されており、昨夜からの新たな積雪との結合に注意が必要。

天候


4時現在、アメダス藤原での過去24時間の降雪量4cm、気温-2.4℃で周辺では雪が降っている。気象庁は、寒気を伴った気圧の谷が通過し、その後は冬型の気圧配置となる見込み。このため、曇り昼前から雪。また、昼過ぎまで雷を伴う所がある予報を出している。

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