白馬 Hakuba

200308 06:00

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Fair
森林限界 Treeline Fair
森林帯 Below Treeline Fair 日中の昇温に留意

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩 Avalanche

昨日(7日)は濡れた雪による点発生雪崩(サイズ1-1.5)が森林帯の全方位で観察されています。6日に多数の観察報告があったストームスラブの真新しい雪崩は報告されていません。しかし、全体的に同様の傾向にあった妙高山域の西側ではサイズ1.5の雪崩によるインシデントが発生しています。

積雪 Snowpack

5日の降雪によって、6日に多数の雪崩を発生させた不安定性は、高い気温などの影響により、当初の予想より素早く解消しているようです。ただし、標高の高い、日陰斜面では、まだ局所に残っている可能性がありますので、注意が必要です。

天候 Weather

気象庁は長野県北部に対し、南の風、くもり、夜、晴れ、最高気温10℃(標高400 m)を予報しています。白馬山麓(標高700 m)にて気温0.9℃(5時現在)、標高1300 m付近にて、過去48時間で新たな降雪はありません。

行動への助言

森林限界以上の北側では局所に残る荒天の不安定性に注意してください。地形が積雪を支えにくい凸状あるいは孤立した地形などに警戒し、極端な斜度変化のないシンプルな斜面を選んでください。また、昨日の大幅な昇温と日射の影響で、森林帯では全方位、森林限界付近では南側の斜面はクラストが形成しています。本日も、昨日ほどではないものの昇温が予報されていますので、日中の雪の変化に注意してください。濡れた雪の雪崩はとても重たいため、小さい雪崩でも簡単に怪我の原因になりますので侮らないように。積雪状態が安定の傾向を感じたとしても、安全な位置で止まるなどの原則的な行動様式を大切に。それが事故があった際の被害の軽減に役立ちます。良い一日を。