白馬 Hakuba

200307 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Fair
森林限界 Treeline Fair 北側で警戒を
森林帯 Below Treeline Fair 日中の昇温と日射に留意

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩 Avalanche

昨日(6日)は、標高2,000 m以上の北側を中心にサイズ2-3 の面発生雪崩が多数観察されました。また、森林帯上部の南東~北の斜面では、誘発による雪崩(サイズ1)も複数、報告されています。

積雪 Snowpack

森林帯上部から標高が高いところの北側では、典型的な逆構造(下層が低密度、上層が高密度)の不安定性な積雪構造となっており、それが以前の融解凍結層の上に載っています。弱層は5日の日中から夜にかけて降った雪で、この不安定性は数日継続すると考えてください。この明瞭な不安定性により、多数のワッフ音が、森林帯上部から標高の高いエリアで観察報告されています。

天候 Weather

気象庁は長野県北部に対し、南の風、晴れ、昼過ぎから、くもり、最高気温13℃(標高400 m)を予報しています。白馬山麓(標高700 m)にて気温-4℃(5時現在)、標高1300 m付近にて、過去24時間で新たな降雪はありません。

行動への助言

特定の地形で雪崩コンディションが高く、場所による不安定性の差が大きい状態にあります。森林帯上部から標高が高く、北東を中心にした斜面では、人の刺激で雪崩が発生しうる状態にあります。特に5日の降雪が多かった白馬の谷の北側のエリアでは十分な注意が必要です。斜度を落とし、地形をよく観察し、積雪を支えにく斜面や狭いシュートなどを避けてください。一方、大幅な昇温が予報されていますので、日射と昇温の影響を強く受ける南側の斜面では、雪面コンディションの変化と濡れた雪の雪崩に留意してください。安全な場所を使った原則的なグループマネジメントで、良い一日を。