白馬 Hakuba

200224 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Fair
森林限界 Treeline Fair
森林帯 Below Treeline Fair

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ウインドスラブ Wind slab

森林帯は上部のみ

概要

雪崩 Avalanche

昨日(23日)は森林帯にてスキーカットによるウインドスラブの雪崩(サイズ1)やシューティングクラックが複数報告されました。一方、風の影響のない、とても急な斜面で点発生雪崩も多数、観察されています。これは22日に降ったあられによるものです。

積雪 Snowpack

22日の降雪は、23日の強い西風によって再配分され、ウインドスラブを形成しています。昨日の時点で、このウインドスラブは、スラブ内にあるウィーク・インターフェイスあるいは下層のあられ面から雪崩を発生させています。インターフェイスの結合の悪さは、あまり時間をおかずに解消していく傾向にありますが、あられの下層には強い温度勾配(森林限界付近)も観察されており、注視が必要な状況となっています。

天候 Weather

気象庁は長野県北部に対し、北の風、晴れ、最高気温12℃(標高400 m)を予報しています。白馬山麓(標高700 m)にて気温-3.4℃(5時現在)です。標高1300 m付近にて、過去12時間で新たな降雪はありません。

行動への助言

ウインドスラブが形成した特定の地形で雪崩コンディションが高い日です。地形が積雪を支えにくい孤立した斜面、あるいは大きな凸状地形などを避けてください。天気が回復し、一見、何も問題がないように見える斜面であっても、前日までの不安定性あるいは過去数日の気象変化を原因とする不安定性要素が、まだ解消せずに残っている場所があります。どのようなタイプの雪崩であっても、斜度を落とすことが最も有効な安全対策です。また、昨日は複数人が流され、怪我をするインシデントが発生しています。安全な場所での待機と再集合など、基本的なグループマネジメントを大切にしてください。良い一日を。