雪崩情報

更新日時: 2020/02/19 04:48

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

稜線、支尾根直下の急斜面に形成された新たなウインドスラブの結合に注意してください。低い標高帯では先日発生した全層雪崩のデブリ(堆積物)が薄く隠されています。稜線は吹き払われ硬く凍結しているため滑落にも注意が必要です。先日の昇温により、発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しているため、下部の地形に注意してください。日中の日射の影響による、南寄りの大きな急斜面からの湿雪点発生雪崩の可能性にも注意してください。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(19日)、急斜面で人的誘発により小さな乾雪点発生雪崩の報告があった

積雪


高い標高帯では硬く凍結したクラストの上に、昨日からの降雪が40cm以上載っている。この降雪は午後から強まった北西寄りの風により尾根状の場所から吹き払われ、風下の稜線、支尾根直下にウインドスラブを形成している見込み。

天候


4時現在、アメダス藤原での過去24時間降雪が30cm。現在も降雪は続いている。気象庁は、高気圧に覆われるが、気圧の谷や寒気の影響を受けるため、晴れ朝晩曇りで山地では未明まで雪の降る所がある予報を出している。

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