白馬 Hakuba

200202 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Fair
森林限界 Treeline Fair
森林帯 Below Treeline Good 標高低いところは「1 低い Low」

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ウインドスラブ Wind slab

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩 Avalanche

昨日(1日)は、森林限界付近にて、誘発によるウインドスラブ(サイズ1)の雪崩が複数、報告されました。また、山域が異なりますが、降雪量の少なかった乗鞍岳(松本市)の標高2,600 m付近にて、ウインドスラブと思われる雪崩インシデントがありました。

積雪 Snowpack

森林限界付近では、荒天の雪はゆっくりと沈降を進めており、強い北西の風でウインドスラブを形成しています。風に叩かれる場所では以前の融解凍結層が露出し、風の影響の弱い谷筋にはクリーミーな新雪が溜まっているなど、積雪表層の状態は多様になっています。

天候 Weather

気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり、時々、晴れ、所により昼前まで雪、最高気温6℃(標高400 m)を予報しています。白馬山麓(標高700 m)にて気温-5.7℃(5時現在)です。

行動への助言

アルパインエリアでは継続して強い風が吹いており、ウインドスラブへの警戒が必要です。雪はとても重いため、小さい雪崩であっても簡単に人を押し流し、そこに「地形の罠」が組み合わされば、重大な結末となります。凸状や孤立した地形に形成したスラブに特に注意してください。昨年の本日(2月2日)に白馬乗鞍岳で発生した雪崩事故は、前日からの降雪はほぼありませんでしたが、継続して吹いていた強風で形成したウインドスラブによって、東斜面が全部落ちる規模の雪崩が誘発で発生しています。雪崩安全対策で最も重要なことは、地形をよく観察し、上手に利用することです。滑走可能な場所が限られるため、人が集中しがちな場所もあります。他グループとの関係を考えつつ、行動マネジメントをしてください。良い一日を。