雪崩情報
更新日時: 2020/01/18 06:23
かぐら谷川武尊
アルパイン Low
森林限界 Fair
森林帯 Fair
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
稜線や支尾根直下の極端な急斜面に局所的に形成されているウインドスラブの存在に留意してください。積雪が少ないため、発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。低い標高帯では藪や沢が露出して滑走は困難です。
留意すべき雪崩
ウインドスラブ Wind slab
概要
雪崩
昨日(17日)、新たな雪崩の報告は無い。
積雪
先日の新たな降雪はよく沈降した。稜線、支尾根直下にウインドスラブが形成されている。南寄りの斜面では埋没しているクラストの周囲に再結晶化と温度勾配が観察されており、今後の結合の低下の可能性に留意。低い標高帯では藪も濃く、沢が露出している。
天候
6時現在、アメダス藤原での新たな降雪はない。気象庁の発表では、低気圧が伊豆諸島付近を発達しながら通過し、日本の東に進む見込み。このため、曇りで山地では朝まで雪の降る所がある予報を出している。
