雪崩情報

更新日時: 2020/01/13 06:06

かぐら谷川武尊


アルパイン Fair


森林限界 Good


森林帯 Good


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

高い標高帯では北西寄りの強風の影響をうけた風下の稜線、支尾根直下の極端な急斜面に局所的に形成されているウインドスラブの結合に留意してください。積雪が少ないため、発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。低い標高帯では藪や沢が露出して滑走は困難です。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

極端な急斜面のウインドスラブに留意

概要

雪崩


昨日(12日)、新しい雪崩の報告はない。

積雪


かぐらエリアの標高の高い北寄りの斜面では、11日に埋没した表面霜が報告されており、今後の積雪量の増加に注意が必要。高い標高帯では過去の北西風をともなった降雪により、稜線や支尾根直下にウインドスラブが形成されている。降雨により形成されたクラストと、ウインドスラブの境界面にあった温度勾配は解消され結合も悪くない。低い標高帯では藪も濃く、沢が露出している。

天候


5時現在、アメダス藤原での新たな降雪はない。気象庁は、冬型の気圧配置となり、気圧の谷や湿った空気の影響を受ける見込み。このため、曇り時々晴れで、朝まで雪の降る所がある予報を出している。

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