雪崩情報

更新日時: 2025/01/11 06:00

妙高


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

危険な雪崩コンディションは継続しています。地形を慎重に見極め、保守的なルート設定が必要です。天候が回復してたとしても、小さな斜面から積雪の状態を探りながら、一日を始めてください。周囲の地形を見回し、風の痕跡を探してください。ウインドスラブの形成が確認できたら、斜度が緩く、上部に大きな急斜面のない地形へ移動しましょう。仲間と良いコミュケーションを保ち、原則的な行動様式を続けることが大切です。グライドクラックが新雪で隠れている場所が沢山あります。斜面の変わり目に警戒してください。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

とても強い西寄りの風が、継続的に吹いてます。

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

標高の低い場所、あるいは、とても強い風に曝された場所以外の急斜面では、荒天の不安定性に注意する必要があります。

概要

雪崩


昨日(10日)は、朝のスキー場管理にて、サイズ1-1.5のウインドスラブの雪崩が報告されています。森林限界・アルパインのエリアは、荒天のため、報告は入っていません。

積雪


1月6日からの荒天の雪は、森林帯で100-120 cmとなっています。この新雪は下層に向かって密度を上げ、焼結を進めていますが、風の影響がある場所では、表層にウインドスラブが形成しています。妙高山域の北側の一部地域では、まだ降雪が残っています。

天候


気象庁は新潟県上越地方に対し、西の風、後、南の風、曇り、夕方まで、時々、雪か雨、日中の最高気温5 ℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310 m)にて気温-7 ℃(4時45分現在)、過去12時間で12 cm、過去24時間で39 cmの降雪がありました。

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