雪崩情報

更新日時: 2019/03/29 06:45

白馬


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Low


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高を上げる方は、昨日までの降雪が風で移動し形成しているウインドスラブに注意してください。地形が積雪を支えにくい孤立した地形、下支えのない地形の上にスラブが載っていないかを見極めてください。小さい雪崩であっても「地形の罠」が組み合わさると結末は重大なものとなります。また、新雪が、硬く凍結した過去の雪崩デブリや、スノーボールなどを隠している可能性を忘れずに。良い一日を。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(28日)は真新しい雪崩は観察報告されていません。視界不良と山に入る人は限定的でした。

積雪


森林限界から上部では昨日にかけて30-40cmの降雪がありました。フィールドでの観察情報は限定的のため、現場にて表層のスラブ内に残る不安定性を確認するようにしてください。その際は弱層テストなどよりも、安全かつ小さな凸状斜面や孤立した地形を使い、スキーカットなど人的な大きな刺激によって状況判断への材料を得るようにしてください。

天候


気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり、昼過ぎまで時々、晴れ、最高気温11℃(標高400m)を予報しています。白馬山麓(標高700m)にて気温-3.4℃(6時現在)です。

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