雪崩情報

更新日時: 2024/03/05 06:00

かぐら谷川武尊


アルパイン Low 情報量が少ない


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

稜線や支尾根直下の急斜面のウインドスラブの結合に注意してください。また、斜度が急に変化するような場所や、樹木の少ない開けた極端な急斜面でのストームスラブの誘発に注意してください。他の滑走者が自身の上部や下部にいないか等のグループマネジメントを気にしながら行動してください。積雪量が少ないため、発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。沢への転落にも注意が必要です。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

稜線や支尾根直下の急斜面に注意

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

極端な急斜面に注意

概要

雪崩


昨日(4日)、新しい雪崩を観察した報告は無いが、観察数も少ないため情報は限定的。

積雪


昨夜の西寄りの強風による雪の移動により、風下の稜線や支尾根直下にウインドスラブが形成されている見込み。また2日までの荒天による30-50cmの降雪は徐々に沈降し結合をあげてきているが、境界面のクラスト上に低密度の積雪が観察されており、先日そこから人的誘発による雪崩が報告されているため結合に注意が必要。また、高い標高帯では2月22日に埋没したクラストの上部にこしもざらめが観察されており、今後の結合の低下に留意が必要。

天候


6時現在、アメダス藤原の気温は-2.8℃。過去24時間の降雪は8cmで徐々に沈降している。気象庁は、低気圧が発達しながら夜には四国の南へ進むため、曇りで、群馬県北部の山麓では夕方から雪や雨となる予報を出している。

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