雪崩情報
雪崩情報の使い方妙高 Myoko
190215 07:00
雪崩危険度と傾向









標高帯 | 信頼度 | コメント |
---|---|---|
アルパイン Alpine | Fair | |
森林限界 Treeline | Fair | |
森林帯 Below Treeline | Fair |
留意すべき雪崩 Avalanche Problem
ストームスラブ Storm slab





































概要
雪崩 Avalanche
昨日(14日)はスキーカットでサイズ1の点発生雪崩が複数観察されています。
積雪 Snowpack
弱い冬型による降雪が数日間継続し、積雪表層はソフトなスラブを形成しています。風に強く曝される場所では、7日の降雨による融解凍結層が露出しています。昨日の降雪は標高の低いところのほうが多く、風の影響のない場所では、スキーカットによって点発生雪崩を発生させていました。
天候 Weather
気象庁は新潟県上越地方に対し、南の風、日中、北の風、やや強く、くもり、時々、晴れ、最高気温4℃(標高13m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-14℃(5時45分現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。
行動への助言
標高を上げる方は新たに形成したスラブに注意してください。標高の高いところでは、昨晩から今朝にかけて、風向が南西へと変化しています。滑走したい斜面内にある、より誘発しやすいポイント(凸状部や孤立した局所、積雪の薄い場所など)を見極め、積雪に支えやすいシンプルな地形とラインを考えてください。また、斜面下方に被害を拡大させる「地形の罠」がないかの確認も忘れずに。風に曝される尾根筋や地形局所では、以前の融解凍結層が露出しています。滑落にも十分注意してください。雪はドライで、低温のため軽い状態です。良い一日を。