雪崩情報

更新日時: 2019/02/02 04:29

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

新しい降雪と古い雪の境界面の結合があまりよくありません。昨日からの風で形成された急斜面のウインドスラブの結合に注意してください。風の影響の少ない大きな急斜面のストームスラブにも注意が必要です。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」の存在に注意して行動してください。日中晴れる予報です。南寄りの大きな急斜面からの湿雪点発生雪崩の可能性にも注意してください。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(1日)、標高1500m付近の北東斜面で人による誘発によりサイズ1の面発生雪崩が観察されている。

積雪


北寄りの斜面ではしまり雪、南寄りの斜面では日射により融解凍結した旧雪の上に31日からの降雪が載っている。境界面の結合が悪く人的刺激に反応していた。

天候


4時現在、アメダス藤原での新たな降雪は1cm。気象庁の発表では、はじめ寒気の影響を受けるが、高気圧に覆われる見込み。このため、晴れるが、山地では朝まで雪の降る所がある予報を出している。

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