雪崩情報
更新日時: 2021/03/13 06:00
妙高
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Fair
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
標高の低いところでは全層雪崩に警戒してください。既にグライドクラックの入った斜面には近づかないように。止まるとき、休憩するときなどは、必ず、自分の上方を見上げ、グライドクラックだけでなく、落ち残りの雪ブロックがないかの確認が必要です。標高の高いところは降雪ですが、その量については不確実性が高い状況です。スラブを形成しやすい高めの気温、硬い滑り面などの条件が重なっていますので、斜度が十分にあれば、誘発しうる状況と考えてください。天候はこの後、冬型に移行するため、風雪は強まります。それを考慮した行動計画を。
留意すべき雪崩
ストームスラブ Storm slab
全層雪崩 Glide slab
概要
雪崩
昨日（3月12日）は山岳域に入った人が少なく、真新しい雪崩の報告はありませんでした。
積雪
山麓では夜間も継続してプラスの気温が継続しており、融雪が進んでいます。標高を上げた場所では融解凍結の春のプロセスにあります。昨晩からの降雨・降雪は僅かで、その影響は少ない状態です。
天候
気象庁は新潟県上越地方に対し、南の風、やや強く、後、西の風、やや強く、くもり、時々、雨、最高気温16℃（標高13m）を予報しています。妙高笹ヶ峰（標高1310m）にて気温1℃（5時現在）、過去12時間で2cmの降雪がありました。
