雪崩ハザード評価の登録

投稿者 鈴木猛志

投稿日時:2021/01/05 00:32

エリア白馬 山岳遠見尾根 場所五竜スキー場

観察日付:2021/01/04


標高1000m〜1500m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -5.0(0730hrs / 1515m) 〜 -2.0(1500hrs / 1515m)


天気

午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10


降水種類

午前S 雪
午後S 雪


降水強度

午前S1
午後S1


HST


HS Range


風速

午前C 0m/s
午後C 0m/s


風向

午前
午後


飛雪


気象コメント 10:00頃、太陽の輪郭がわかる程度にまで雲が薄くなる。 1000m付近まで若干の日照あり。 12:00頃からは雲厚くなる。日射の影響若干あるも弱い。 日中通して、1600m以下はほぼ無風。 強弱つけながらも日中も降り続く。 15:00頃S1〜S3


雪崩データ


雪崩などの観察 未明に自然発生の乾雪点発生雪崩があったと圧雪車チームから報告あり。 枝雪の落雪がトリガーと思われる跡が複数あり。 夜間の降雪量約15cm。 一部スキーカット作業実施。 斜度がある所では反応有り。スラフ。走路短い。厚み10〜15cm。 サイズ1。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 引き続き静かに降り積もっている印象。 本日の降雪は雲粒付き降雪結晶の様に見える。 ぼた雪。若干ウェット。グローブで新雪にぎると少し固まる。昨日までの降雪と雪質が若干変わる。


観察に関わるコメント


表層部は非常に柔らかく、点発生が起きやすいコンディション。 伝播性は弱いが地形の罠がある所では注意。 枝雪の堆積は多い状態は続いており、落雪でトリガーになり得るポテンシャルの状況は続く。

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