雪崩ハザード評価の登録

投稿者 稲垣 力

投稿日時:2018/01/14 19:36

エリア妙高・戸隠 山岳妙高高原 場所赤倉山

観察日付:2018/01/14


標高1850m〜1980m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -9.0(1200hrs / 1980m) 〜


天気

午前SCT 雲量4-5
午後SCT 雲量4-5


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前C 0m/s
午後C 0m/s


風向

午前
午後


飛雪


気象コメント 標高1800m以上は雲の上である時間が多かった。 稜線では西から東へ雪の移動が見られた。


雪崩データ


雪崩などの観察 標高2200m南東向きの急斜面にて、24時間以内の発生と思われる乾雪面発生、自然発生サイズ1×2個、伝播は小さく点発生の性格を持っている。標高2000m南東向きの急斜面にて、乾雪点発生、自然発生サイズ1。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 積雪表面は粒径2mmの降雪結晶が積もる。昨日からの降雪50cmは風の影響を受けずに積もっており、顕著な脆弱性は無く、旧雪との結合は良い。180109融解凍結クラストは積雪表面80cm下に埋没しており、周辺の温度勾配は小さく再結晶化は顕著ではない。本日中の昇温により積雪表層は沈降した。日射の影響を受けた箇所ではうっすらと融解し再凍結した。


観察に関わるコメント


風の影響の少ない地形内、主に南向き斜面での限定的な行動。大量降雪により行動が困難。

現地画像

一覧に戻る

Donation -寄付-

日本雪崩ネットワークは様々な情報を提供するために、日々活動しております。今後も持続し続けて行くためにも皆様のご協力が必要です。