雪崩ハザード評価の登録

投稿者 長井 淳

投稿日時:2019/11/21 14:33

エリア立山・穂高 山岳立山 場所雷鳥沢・室堂乗越周辺地形

観察日付:2019/11/21


標高2680m〜2270m
同行者長井里奈


観察データ

気象データ


気温 -13.4(0800hrs / 2270m) 〜 1.5(1315hrs / 2270m)


天気

午前CLR 雲量0
午後CLR 雲量0


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前M 8-11m/s
午後M 8-11m/s


風向

午前W
午後W


飛雪


気象コメント 昼ごろ一時的にSCT 雷鳥平2277m付近はほぼ無風


雪崩データ


雪崩などの観察 観察なし


雪崩発生有無 No


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 日中は昇温により、日照面は急速に沈降が進み、標高2400mSE斜面の積雪表面は融解が始まっていた。 標高2270m,N斜面,厚み10cmの1119MFcr(K)に、昨日までの55cmのHST(4F〜1F)が載り、CTでは顕著な結果無し。 1119MFcrから雪面までの温度勾配は↓60cmで9.1℃。


観察に関わるコメント


日射の影響で昇温し、ファーストレイヤーで行動できるほど暑い1日だった。 日焼け止め必須。 雷鳥沢周辺地形では標高2700m以上では風の影響を受けてMFcrやハイマツの露出が激しく、シール歩行が困難。 また、所々岩やMFcrが露出しているので、転倒滑落、滑走中の岩への接触に気を付けたい。

一覧に戻る

Donation -寄付-

日本雪崩ネットワークは様々な情報を提供するために、日々活動しております。今後も持続し続けて行くためにも皆様のご協力が必要です。