雪崩ハザード評価の登録

投稿者 長井 淳

投稿日時:2019/04/07 19:28

エリア谷川・かぐら 山岳谷川岳 場所谷川岳

観察日付:2019/04/07


標高730m〜1963m
同行者長井里奈


観察データ

気象データ


気温


天気

午前SCT 雲量4-5
午後SCT 雲量4-5


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前W
午後W


飛雪


気象コメント


雪崩データ


雪崩などの観察 標高1300m付近,NE向き急斜面にて、Sc,size1,湿雪点発生雪崩。 新しい雪崩ではないが、多数の沢状急斜面にて、デブリを確認。 稜線直下の風下沢状急斜面にて、クラウンを複数確認。


雪崩発生有無 No


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 風の影響を受けやすいAL〜TL支尾根周辺の雪面はザラメ化しており、風下では黄砂により汚れた雪もまだらに体積している。 また、昇温により、TL以下の沢状地形やBTLは厚みのあるウェットスノーで、サポートの弱い急斜面ではスキーカットにより、ウェットなルーズスノーが反応する。 樹林帯急斜面ではグライドクラックを多数確認。


観察に関わるコメント


風の影響を受けやすいALやTL支尾根周辺はターンが楽しめた。 風の影響を受けにくい地形や樹林帯では広い範囲でストップスノーだった。

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