雪崩情報

更新日時: 2021/01/20 06:00

妙高


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

特定の地形で雪崩コンディションが高い日です。斜面をよく観察し、昨日の強風の影響を探してください。尾根筋など風が強く当たるところは、以前の硬い雪面が露出しているでしょうが、風下側には、まだ十分に安定していないウインドスラブが残っています。以前の低密度の雪の上に、ウインドスラブが載った不安定な「逆構造」の場所もあります。雪崩が発生しやすい、下支えのない地形などに形成したスラブに注意してください。地形を上手に使った原則的なグループマネジメントで良い一日を。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(1月19日)はスキー場の管理作業にてsize 2の雪崩が発生しています。

積雪


18日夕方からの降雪は森林帯にて50-60cmとなりました。そして19日午前から極めて強い北寄りの風が吹き、風下側にはスラブが形成しました。妙高山域では山に入る人が少なく、情報が入っていませんが、隣接する白馬山域の森林帯では、昨日の時点でウインドスラブの形成と誘発が報告されています。

天候


気象庁は新潟県上越地方に対し、西の風、後、南の風、くもり、昼過ぎから晴れ、日中の最高気温1℃(標高13m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-11℃(5時現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

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