雪崩情報

更新日時: 2021/01/19 04:40

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

降雪量が多い、高い標高帯は危険な雪崩コンディションです。深夜から始まった降雪により形成されているストームスラブの結合に注意してください。開けた急斜面や斜度が急激に落ち込むような場所からの誘発に注意が必要です。斜度が低い場所や、樹林帯での行動をお勧めします。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」に注意してください。また急斜面ではクラックが多数開いているため、降雪で隠されたクラックへの転落にも注意が必要です。気象庁は今後も降雪が続く予報を出しています。新たな降雪や風の影響による危険度の変化に注意して行動してください。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(18日)、1900m付近の北寄りの極端な急斜面で人的誘発により面発生雪崩サイズ1が観察された

積雪


強風を伴い、深夜から始まった降雪が、高い標高帯では30cm以上載っている見込み。昨日の放射により旧雪表面が再結晶化している疑いがあるため境界面の結合に注意が必要。積雪が多いエリアの急斜面ではグライドクラックが多数あり埋没している。

天候


4時現在、アメダス藤原での過去12時間降雪が10cm。気温-3.3℃。気象庁の発表では、冬型の気圧配置となるため、山麓では曇り時々雪となる予報を出している。

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