雪崩情報

更新日時: 2021/01/11 04:47

かぐら谷川武尊


アルパイン Low 降雪量が多いが情報が無い。


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高の高い場所の急斜面に形成されている新たなストームスラブの結合に注意してください。また、昨夕からの強風により稜線、支尾根直下の急斜面に新たなウインドスラブが形成されている見込みです。結合に注意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」に注意してください。また急斜面ではクラックが多数開いているため、今回の降雪で隠されたクラックへの転落にも注意が必要です。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(10日)、南向きの極端な急斜面で小さな自然発生の点発生雪崩が観察された。

積雪


7日から始まった荒天による降雪が多いところでは100cm以上ある。樹林帯では徐々に沈降が進んできている。積雪が多いエリアの急斜面ではグライドクラックが多数あり埋没している。昨夕からの強風による雪の移動により、稜線、支尾根直下の急斜面にウインドスラブが形成されている見込み。

天候


4時現在、アメダス藤原での過去12時間の降雪は無い。気象庁の発表では、冬型の気圧配置は次第に緩み、高気圧に緩やかに覆われるが、気圧の谷や湿った空気の影響を受ける見込み。このため、山麓では曇りで昼過ぎまで時々晴れとなり、山地では朝まで雪の降る所があるとの予報を出している。

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