雪崩情報

更新日時: 2021/01/07 06:01

かぐら谷川武尊


アルパイン Fair


森林限界 Good


森林帯 Good


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

高い標高帯の稜線、支尾根直下の極端な急斜面に残るウインドスラブの結合に留意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」に注意してください。また急斜面ではクラックが多数開いているため、今回の降雪で隠されたクラックへの転落にも注意が必要です。気象庁は天候が悪化する予報を出しています。降雪量、風の影響による積雪状況の変化に注意して行動してください。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(6日)、新しい雪崩の報告はない

積雪


旧雪は徐々に沈降が進み強度を上げてきている。5日の降雪は標高の高いところでは10-20cmほどあり、南向き斜面に形成されたクラストが埋没した。高い標高帯では、稜線、支尾根直下に新たなウインドスラブが形成されているが伝播性は低い。積雪が多いエリアの急斜面ではグライドクラックが多数発生している。

天候


5時現在、アメダス藤原での過去24時間の降雪はない。気温-4.1℃。気象庁の発表では、低気圧が発達しながら北日本へ進み、寒気の影響を受けるため、山麓では曇り後晴れで、夜は雪。8日6時までに予想される24時間降雪量が関東地方では40cmの予報を出している。

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