雪崩情報

更新日時: 2020/01/22 04:14

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

昨日の北西風を伴った降雪により、風下の稜線、支尾根直下の急斜面に形成されているウインドスラブや、樹木の少ない開けた急斜面のストームスラブに注意が必要です。昨日、斜面が急激に落ち込む様な場所からの誘発が複数報告されています。積雪が少ないため、発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。低い標高帯では藪や沢が露出して滑走は困難です。日中晴れる予報です。南向きの大きな急斜面からの湿雪点発生雪崩の可能性に留意してください。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(21日)、標高1000-1800mにかけて多数のシューティングクラック、複数の面発生雪崩サイズ1が報告されている。

積雪


昨日日中までの北西の風を伴った降雪により、風下の稜線、支尾根直下にウインドスラブが形成され、人の刺激に敏感に反応していた。沈降は進んできており、結合が強くなってきていると思われるが高い標高の急斜面では注意が必要。低い標高帯では藪も濃く、沢が露出している。

天候


4時現在、アメダス藤原での過去12時間の新たな降雪はない。気象庁の発表では、高気圧に覆われるが気圧の谷の影響により、晴れ昼前から時々曇りの予報を出している。

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