雪崩情報

更新日時: 2019/03/31 06:45

白馬


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

新たに形成したストームスラブに警戒してください。全体的に高めの気温で推移しているため、積雪の安定化は比較的早く進むものですが、その速度は斜面方位や標高でバラツキます。ある一箇所での観察で、大丈夫、と判断しないように。孤立した地形や極端な凸状地形など、積雪がより不安定になりやすい場所を避け、斜度を落とすことが安全には大切です。視界が悪い時は、自分の上方への警戒が薄れがちです。自分の上に発生区がないか、また、そこに他グループが入ってくる可能性がないか、なども考えてください。また、標高が低いところでは全層雪崩の危険が継続しています。落ち残りの雪ブロックを含め、ここでも自分の上方斜面に注意を向けながら行動してください。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

危険度は降雪量に応じる

概要

雪崩


昨日(30日)は真新しい雪崩の発生報告はありません。

積雪


昨日(30日)は森林帯上部まで弱い降雨となり、それより標高が高いところでは弱い降雪となりました。そして、夜間に森林帯上部で30cm程度の降雪がありました。この新雪と旧雪の結合状態について、現時点で信頼できる情報がなく、不確実性が高い状態です。

天候


気象庁は長野県北部に対し、南の風、やや強く、後、北の風、くもり、朝晩、雪か雨、最高気温10℃(標高400m)を予報しています。白馬山麓(標高700m)にて気温0.7℃(6時現在)です。

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