雪崩情報

更新日時: 2019/03/17 06:30

白馬


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高を上げる方は、昨日の降雪が西風で移動し、新たに形成したウインドスラブに警戒してください。稜線の周辺や支尾根の側面部、あるいは地形的な局所に形成しているスラブは、まだ不安定である可能性があります。とても急な斜面や極端な凸状地形、あるいは孤立した地形は避け、地形が積雪を支えやすいシンプルな斜面を選んでください。積雪が安定していると感じても、一人ずつ滑る、滑ったら安全な場所で待機する、といった原則的な行動様式を忘れずに。それが万が一の時に、事故を小さくします。良い一日を。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(16日)は、サイズ1の点発生雪崩が人的な刺激で発生していることが報告されています。これは、15日夜から16日の日中にかけて降った雪によるものです。

積雪


以前のまとまった降雪(13日~14日)は沈降し、不安定性は解消されてきています。また、昨日は結合力の弱い雪が、標高が高いところで15cm程度降っており、それが西風によって再配分されています。

天候


気象庁は長野県北部に対し、南の風、後、北の風、晴れ、後、くもり、昼過ぎから雪か雨、最高気温8℃(標高400m)を予報しています。白馬山麓(標高700m)にて気温-6.7℃(6時現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

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