雪崩情報

妙高

2022/01/29 06:00

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low 降雪量の多い山域の北側
森林限界 Low 降雪量の多い山域の北側
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩

昨日(28日)は、妙高山域の北側など雲の掛かった一部の地域で、新しい降雪による点発生雪崩、サイズ1が多数、観察されました。

積雪

昨日(28日)の日中には、結合力の弱い雪による点発生雪崩が観察されており、その結束性の低い雪が昨晩からの降雪で埋もれています。降雪量は、山域の場所でかなり差があり、全体的には北側で多くなっています。標高を上げるに従い、風の影響による再配分も考慮する必要があります。

天候

気象庁は、新潟県上越地方に対し、西の風、後、北西の風やや強く、雪、昼前から昼過ぎ、くもり、最高気温4度(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-7℃(5時現在)、過去12時間で3 cm降雪を観察しています。

行動と地形の助言

昨晩からの降雪が多かった地区では、雪崩コンディションが高い日です。急な斜面に入る前に、積雪表層にある不安定要素を十分に確認してください。もし、風の影響が雪面に見てとれるようでしたら、斜度を落とし、地形の罠のない斜面を探して下さい。風の影響の弱い場所では雪は良いコンディションにあります。仲間とコミュニケーションを取りつつ、賢いグループマネジメントをお願いします。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。