観察データを共有する

雪山はとても大きく、私たちの行動範囲は限定的です。山で活動する人たちが協力して重要な観察データを共有することは、安全対策にとても役立ちます。

共有する情報

「真新しい雪崩の痕」や「滑走やスキーカットで発生した雪崩」を観察したら、その写真や動画を撮り、お送りください。あなたの情報が同じ山域にいる仲間や雪崩情報の作成の助けになります。一人はみんなのために、みんなは一人のために(one for all and all for one)が合言葉です。

共有する理由

真新しい雪崩は積雪の不安定性を判断する上で最も重要な情報です。しかし、これまでの事故事例から言えることは、国内外を問わず、この重要な根拠がしばしば見落とされる、あるいは軽視される傾向があります。周囲に対する観察意識を高め、その情報を共有することで、山岳で活動する人の間に自然理解に対する共通認識が育まれることを期待しています。

情報の送り方

観察データの共有は「投稿フォーム」と「Twitter」の2つ方法があります。

投稿フォーム

投稿フォームからお送り頂いた情報は、事務局で確認した後、Twitterにて情報共有をさせて頂きます。

Twitter

ツイートの際は、以下の要項に沿ってください。
・ハッシュタグを使用する(#nadare2023)
・写真を必ず付ける
・動画の場合はリンクを張る
・山名、日時、時間などを入れる
・およその標高、斜面方位、規模、誘発の有無などを入れる
・JANのアカウント(@npo_jan)をフォローする

ツイートの参考例
・乗鞍山、標高1950mの北東斜面。サイズ1.5。スキーカットで誘発。11時頃。
・八幡山、標高2800m附近の南斜面。自然発生と思われる。遠方なので詳細不明。
・磐梯高原の藤原沢、9時頃、2150m、SW、自然発生を目撃。サイズ2程度。

プレゼント

シーズン終了後、特に素晴らしかった写真を選び、JAN特製Tシャツ(非売品)をお送りします。Twitterで情報共有される方は必ずJANアカウントをフォローしてください。

Donation -寄付-

日本雪崩ネットワークは様々な情報を提供するために、日々活動しております。今後も持続し続けて行くためにも皆様のご協力が必要です。