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【事故調査】190125大毛無山雪崩事故・速報(0126更新)

2019年1月25日に大毛無山(新潟県)で発生した雪崩事故について現場状況の聞き取りを行いましたので速報としてお知らせします。
 
●事故データ●
日付: 2019年1月25日
時刻: 13時40分頃
場所: 大毛無山(地形図
概略: 大毛無山の南東斜面にて山スキーをしていた3人グループの内、1名が雪崩を誘発し、巻き込まれ、深さ150 cmに完全埋没した。当該グループの捜索も行われたが、埋没者の発見は、捜索救助の応援に入った別グループのメンバーによるもので、上半身が掘り出されたのは発生から20分後であった。また、その6分後には、事故現場に近接するスキー場のスキーパトロールも現場に到着しており、ファーストエイド等を実施した。その後、要救助者は新潟県警のヘリコプターで搬送されたが、病院にて死亡が確認された。3人は雪崩対策装備を携帯しており、死亡された方はエアバッグを所持していたが、展開できずに完全埋没している。
  
●雪崩データ●
種 類: 面発生乾雪表層雪崩(ウインドスラブ・推定)
規 模: サイズ2.5(流下距離 350m)
標 高: 1380m
方 位: 南東
  
破断面: 幅 30m・厚み 30 – 150cm
弱 層: 不明
滑り面: 不明
  
190125_ookenashi_map
図1 大毛無山地形図
  
190125_ookenashi_avpath
写真1 雪崩道・全景
  
190125_ookenashi_fractureline
写真2 雪崩破断面
   
190125_ookenashi_runout
写真3 雪崩デブリ
  
190125_ookenashi_startzone
写真4 雪崩発生区
  
  
★報道機関へのお願い★
バックカントリースキーとは「山スキー」と同義であり、日本においては100年以上の歴史がある伝統的な登山行為の一つです。「管理区域外」あるいは「コース外」という言葉の場所は、スキー場エリア内にも存在するため、バックカントリースキーを説明する際には、誤解を避けるため、使用するのを避けてください。バックカントリースキーを説明したい場合は「自然の雪山を滑る」という表現が適切です。
  
  
更新)写真4を追加(190126)

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