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雪崩情報【妙高(Myoko)】 18/3/31

[ 特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク(JAN) ]
2018年3月31日7時発表の妙高(Myoko)の雪崩情報を お知らせします。

Danger Rating雪崩危険度と傾向

信頼度 (confidence):moderate

Avalanche Problem留意すべき雪崩

湿雪 Wet Snow

標高帯

斜面方位

E SE S SW W

誘発の可能性

発生しうる規模

グライドクラックの入った斜面での全層雪崩、落ち残りの雪によるブロック雪崩、濡れた雪による点発生雪崩

Summary概要

雪崩 / Avalanche

昨日(30日)は、森林帯の北斜面で、サイズ1.5の全層雪崩が観察報告されています。

積雪 / Snowpack

積雪層は春のサイクルに入っており、昇温や日射での融解と、夜間の冷え込みでの凍結を繰り返しています。また、黄砂によって雪面がかなり汚れた状態にもなっています。週半ばの高温は一服しており、標高の高いところは硬く凍結した状態のところが多くなっています。

気象 / Weather

気象庁は上越地方に対し、南の風、日中、北の風、晴れ、高田にて最高気温16℃を予報しています。妙高笹ヶ峰、標高1310mにて気温-3℃(6時現在)です。

Travel Advisory行動への助言

雪が緩み始めるまで凍結した斜面での滑落に注意してください。昇温と日射で雪が緩み始めましたら、濡れた雪の点発生雪崩に警戒してください。雪が重いため、簡単に足元をすくいます。斜面下方に崖やクラックなど「地形の罠」があれば、結末は重大なものとなります。また、森林限界から下方にあるグライドクラックの入った斜面には入らないようにしてください。一般的な乾雪の表層雪崩に比べ、この時期の全層雪崩のほうが、その状態把握が難しい面があります。表面が凍結しているから大丈夫だろう、というのは、誤った状況認知です。