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雪崩情報【妙高(Myoko)】 18/3/27

[ 特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク(JAN) ]
2018年3月27日7時発表の妙高(Myoko)の雪崩情報を お知らせします。

Danger Rating雪崩危険度と傾向

信頼度 (confidence):moderate

Avalanche Problem留意すべき雪崩

湿雪 Wet Snow

標高帯

斜面方位

E SE SW W

誘発の可能性

発生しうる規模

濡れた雪の点発生雪崩、グライドクラックの入った斜面での全層雪崩、落ち残りの雪によるブロック雪崩

Summary概要

雪崩 / Avalanche

昨日(26日)は、濡れた雪の点発生雪崩、サイズ1-1.5が多数観察されました。

積雪 / Snowpack

典型的な春の融解凍結のサイクルに入っています。日中、積雪表層は十分に濡れ、それが夜間の冷え込みで、表面のみが凍結し、その内部は濡れたまま、という状態です。グライドクラックが入った斜面では、その雪の割れ目から暖かい空気が入ることで、積雪底面の融解も進んでいます。

気象 / Weather

気象庁は上越地方に対し、南の風、日中、北の風、晴れ、高田にて最高気温20℃を予報しています。妙高笹ヶ峰、標高1310mにて気温2℃(6時現在)です。

Travel Advisory行動への助言

グライドクラックの入った斜面での全層雪崩、落ち残りの雪のブロック雪崩に警戒してください。山麓の雪は消えつつあり、完全に春の様相ですが、森林帯にはまだ落ちきっていない雪が多量にあります。山麓では放射冷却によって、やや冷えることがありましたが、森林帯では、過去数日間、夜間も継続して、プラスの気温が続いています。これにより、グライドクラックの割れ目などから暖かい空気が入り、積雪底面での融雪が進行しています。この時期の全層雪崩は立法m換算で500kgを超える重さがあり、大変な破壊力を持ちます。グライドクラックのある斜面に入らない、そのような斜面の下方を通過する際は、適度な間隔を開けて素早く移動する、といった原則的な行動様式を守ってください。