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雪崩情報【妙高(Myoko)】 18/3/26

[ 特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク(JAN) ]
2018年3月26日7時発表の妙高(Myoko)の雪崩情報を お知らせします。

Danger Rating雪崩危険度と傾向

信頼度 (confidence):moderate

Avalanche Problem留意すべき雪崩

湿雪 Wet Snow

標高帯

斜面方位

E SE S SW W

誘発の可能性

発生しうる規模

濡れた雪の点発生雪崩、グライドクラックの入った斜面での全層雪崩、落ち残りの雪によるブロック雪崩

ウインドスラブ Wind Slab

標高帯

斜面方位

N NE E SE

誘発の可能性

発生しうる規模

風で移動した雪によるスラブ

Summary概要

雪崩 / Avalanche

昨日(25日)は森林限界付近の北斜面にて、人的な誘発によるサイズ2のウインドスラブの雪崩が観察報告されています。また、森林帯においては、近隣エリアにおいて、サイズ2.5の全層雪崩が観察報告されています。

積雪 / Snowpack

標高の低い区域は、典型的な春の融解凍結のサイクルに入っています。日中、積雪表層は十分に濡れ、それが夜間の冷え込みで、表面のみが凍結し、その内部は濡れたまま、という状態です。グライドクラックが入った斜面では、その雪の割れ目から暖かい空気が入ることで、積雪底面の融解も進んでいます。一方、主稜線付近のハイアルパインの北側がでは、雪はまだ乾いており、ウインドスラブが局所に形成しています。

気象 / Weather

気象庁は上越地方に対し、南の風、日中、西の風、晴れ、高田にて最高気温21℃を予報しています。妙高笹ヶ峰、標高1310mにて気温1℃(6時現在)です。

Travel Advisory行動への助言

本日も昇温が予報されています。グライドクラックの入った斜面での全層雪崩や、落ち残りの雪によるブロック雪崩に注意してください。これらの雪崩は、いつ、どの程度の刺激で雪崩が発生するか、予測がとても難しい雪崩になります。グライドクラックや雪シワの入った斜面を避ける、そのような場所の下方を通過する時は、適度な間隔を開け、素早く移動するようにしてください。また、日中の昇温と日射で生じる濡れた雪の点発生雪崩はとても重たいため、小さくとも足元を掬います。警戒を怠らないようにしてください。一方、標高が高い主稜の北側ではまだ雪は乾いています。局所に形成しているウインドスラブに注意してください。