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雪崩情報【妙高(Myoko)】 18/3/22

[ 特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク(JAN) ]
2018年3月22日7時発表の妙高(Myoko)の雪崩情報を お知らせします。

Danger Rating雪崩危険度と傾向

信頼度 (confidence):moderate

Avalanche Problem留意すべき雪崩

湿雪 Wet Snow

標高帯

斜面方位

E SE S SW W

誘発の可能性

発生しうる規模

降雨の影響による濡れた雪による全層雪崩あるいはブロック雪崩

ストームスラブ Storm Slab

標高帯

斜面方位

All

誘発の可能性

発生しうる規模

一昨日からの降雪がスラブを形成。特に北~東斜面に留意。

Summary概要

雪崩 / Avalanche

昨日(21日)は、森林限界付近にて、人的な刺激でサイズ1のウインドスラブの雪崩が北斜面で観察報告されています。視界不良もあり、それ以外の報告は入っていません。

積雪 / Snowpack

標高が高いところでは融解凍結クラストの上に、一昨日からの降雪が載っています。昨日(21日)の昼から今朝までに、森林帯上部で10cmの降雪量となっています。昨日の時点で、標高の高い北斜面で、新雪と旧雪(融解凍結クラスト)との結合状態が良くないことが観察報告されています。

気象 / Weather

気象庁は北東の風、やや強く、後、西の風、雨、高田にて最高気温10℃を予報しています。妙高笹ヶ峰、標高1310mにて気温0℃(6時現在)、過去12時間で10cmの降雪がありました。

Travel Advisory行動への助言

標高を上げ、昨日からの降雪量があった場所ほど危険なコンディションです。慎重なルート選択と保守的な意思決定が必要です。傾斜の緩やかな斜面を選び、凸状や孤立した地形を避けるようにしてください。また、視界不良時は、積雪コンディションを推察する判断材料が得にくくなりますし、自分の上方にある危険要素にも気づきにくくなります。いつも以上に、周囲に対する注意力を上げて行動してください。一方、標高が低いところでは、降雨と昇温の影響による、グライドクラックの入った斜面での全層雪崩、あるいは落ち残りの雪によるブロック雪崩に十分注意してください。