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雪崩情報【白馬(Hakuba)】 18/2/14

[ 特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク(JAN) ]
2018年2月14日7時発表の白馬(Hakuba)の雪崩情報を お知らせします。

Danger Rating雪崩危険度と傾向

信頼度 (confidence):moderate アルパインは情報が不足しておりLow

Avalanche Problem留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind Slab

標高帯

斜面方位

N NE E SE S

誘発の可能性

発生しうる規模

昨晩まで数日間の降雪が風で移動し形成したスラブ

ストームスラブ Storm Slab

標高帯

斜面方位

All

誘発の可能性

発生しうる規模

昨晩までの降雪が形成したスラブ

Summary概要

雪崩 / Avalanche

昨日(13日)は真新しい雪崩は報告されていません。

積雪 / Snowpack

森林帯上部では、過去3日間(11日~13日)で60-70cmの降雪量があり、それが強い西風の影響を受けて再配分されています。今回の荒天の最初に降った新雪による弱層の状態は、標高の低い区域では解消の方向にあることが把握されていますが、森林限界付近から上部では大きな不確実性要素となっています。

気象 / Weather

気象庁は南の風、晴れ、夜、くもり、所により雪、最高気温8℃(標高400m)を予報しています。白馬村内、標高700mにて気温-7.4℃(6時現在)です。

Travel Advisory行動への助言

特定の地形で雪崩コンディションが高い状態です。標高を上げる方は特に、周囲に比べ、不安定性になりやすい、ウインドスラブが形成している場所、大きな凸状斜面、周囲との積雪の連続性がない「孤立した地形」、「地形の罠」がある斜面などを避けるようにしてください。「概要」でも触れていますが、以前の雪が不確実な要素として残っています。地形が積雪を支える小さい斜面から状況を確認しながら滑ってください。荒天の雪は西風で再配分されており、北~東側が特にリスクが高くなっていますが、誘発は積雪が浅い場所から起こります。地形をよく観察し、スラブの形成具合を見抜いてください。雪崩危険度は低めですが、的確な状況認知はやや難しい日です。経験の浅い方はガイドを利用する、あるいはスキー場内での滑走もおすすめの選択肢です。良い一日を。