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雪崩情報【白馬(Hakuba)】 18/2/13

[ 特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク(JAN) ]
2018年2月13日6時発表の白馬(Hakuba)の雪崩情報を お知らせします。

Danger Rating雪崩危険度と傾向

信頼度 (confidence):high   

Avalanche Problem留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind Slab

標高帯

斜面方位

N NE E SE S

誘発の可能性

発生しうる規模

最近の降雪が風で移動しスラブを形成

ストームスラブ Storm Slab

標高帯

斜面方位

All

誘発の可能性

発生しうる規模

最近の降雪がスラブを形成

Summary概要

雪崩 / Avalanche

昨日(12日)は森林帯上部において人的な誘発によるサイズ1の面発生雪崩が多数、観察報告されました。また、昨日はスキー場における朝の雪崩管理においても、同様の規模の雪崩あるいはサイズ2の雪崩が起きています。

積雪 / Snowpack

まとまった降雪による「荒天の不安定性」は継続しています。10日から11日にかけての低気圧通過に伴う新雪を弱層とする不安定性、強い西風の影響を受けた雪の局所的な堆積による不安定性が顕著に出ています。標高1250mにて過去12時間で約10cmの降雪を観察していますが、風による雪の再配分が大きいため、山岳エリアではこの3~5倍の堆積量があると考えてください。

気象 / Weather

気象庁は北の風、くもり、昼前から昼過ぎ雪、後、晴れ、最高気温1℃(標高400m)を予報しています。白馬村内、標高700mにて気温-6℃(6時現在)です。

Travel Advisory行動への助言

危険な雪崩コンディションが継続しています。風の影響がある場所では形成間もないウインドスラブに警戒してください。凸状や孤立した地形を避け、地形変化が少なく、風の影響のない斜面を探してください。2日前に埋もれた新雪の弱層は、まだ完全に焼結していませんので、大きな斜面では規模の大きな雪崩が発生しうるポテンシャルが継続しています。たとえ森林帯であっても、開けた大きな急斜面は避けるようにしてください。低温が続いており、雪はドライでとても良い状態にあります。傾斜を落としても十分に楽しめる状態です。経験が浅い方はスキー場内での滑走がおすすめです。