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雪崩情報【妙高(Myoko)】 18/1/12

[ 特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク(JAN) ]
2018年1月12日7時発表の妙高(Myoko)の雪崩情報を お知らせします。

Danger Rating雪崩危険度と傾向

信頼度 (confidence):low 妙高山域内において降雪量に大きな異なりがあるため

Avalanche Problem留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm Slab

標高帯

斜面方位

All

誘発の可能性

発生しうる規模

荒天の雪が形成したスラブ

ウインドスラブ Wind Slab

標高帯

斜面方位

NE E SE S

誘発の可能性

発生しうる規模

西寄りの風で形成したスラブ

Summary概要

雪崩 / Avalanche

昨日(11日)は、標高2000 m付近の南東斜面で、誘発によるサイズ1の面発生雪崩が観察されています。

積雪 / Snowpack

降雨の層は、標高の高いところでは凍結し、低標高の場所ではまだ濡れた状態のままで、その上の吹雪の雪が載っています。この荒天の雪は、妙高の山岳域では、当初の予報ほど降っておらず、昨日の時点で10-30 cmとなっています。

気象 / Weather

気象庁は南東の風、後、南の風、雪を予報しています。新潟地方気象台は朝5時51分、上越地方に「大雪警報」を継続発表しています。高田(標高13 m)や能生(標高55 m)では過去12時間で30 cmを超える降雪となっていますが、妙高笹ヶ峰(標高1310 m)では過去12時間で降雪がほぼありません。

Travel Advisory行動への助言

特定の場所で雪崩コンディションが高い日です。妙高山域の北側、海や平地に近いエリアのほうが降雪量が極端に多くなっており、逆に山岳域ではあまり降っていません。よって、本日は標高が低い里山だからといって安心するのではなく、標高の低いエリアのほうが、むしろ慎重に行動してください。標高の低いエリアは、先日の降雨で沢が割れ、グライドクラックが入っている場所も多くあります。それが昨晩からの降雪で隠れている可能性が高いことを忘れないように。また、小さい雪崩でも重大な結末を招く「地形の罠」への警戒を怠らないでください。