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雪崩情報【妙高(Myoko)】 18/1/11

[ 特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク(JAN) ]
2018年1月11日7時発表の妙高(Myoko)の雪崩情報を お知らせします。

Danger Rating雪崩危険度と傾向

信頼度 (confidence):moderate  

Avalanche Problem留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm Slab

標高帯

斜面方位

All

誘発の可能性

発生しうる規模

荒天の雪が形成したスラブによる雪崩

ウインドスラブ Wind Slab

標高帯

斜面方位

NE E SE S

誘発の可能性

発生しうる規模

西寄りの風で形成したスラブによる雪崩

Summary概要

雪崩 / Avalanche

昨日(10日)は荒天もあり、真新しい雪崩の観察情報は入っていません。

積雪 / Snowpack

降雨で濡れた雪面の上に、吹雪による密度の高い新雪が載っています。標高が低い場所では、この境界面はまだ濡れており、結合状態はそれほど悪くないことが報告されています。一方、標高をやや上げた場所については、情報が不足しており、不確実性が高い状況です。西に位置する白馬山域においては、標高1900 m付近において、旧雪と新雪の境界面における最結晶化が観察報告されていますので、妙高山域においても、同じような標高帯では、その可能性を考えることが必要です。

気象 / Weather

気象庁は西の風やや強く、後、北西の風、雪を予報しています。また、新潟地方気象台は、11日6時6分に、大雪に関する気象情報を発表しており、12日の昼前にかけて上越の山沿いで70 cmの降雪を予報しています。標高1310 mにて気温-8.5℃(6時現在)です。標高1000 m付近で過去12時間で20 cm程度の降雪となっています。

Travel Advisory行動への助言

危険な雪崩コンディションです。短期間でのまとまった降雪となっていますので、その雪が形成するスラブに注意が必要です。また、西寄りの風によるウインドスラブが形成している場所にも警戒してください。気象庁は大雪に関する情報も発表しており、今後も天気状況は良くありませんので、経験の浅い方は、ゲレンデ内で新雪を楽しむことがお勧めです。樹林帯においては、先日の降雨によってグライドクラックが生じていますので、それが今回の降雪で隠れている可能性を忘れないように。