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雪崩情報【妙高(Myoko)】 18/1/8

[ 特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク(JAN) ]
2018年1月8日6時発表の妙高(Myoko)の雪崩情報を お知らせします。

Danger Rating雪崩危険度と傾向

信頼度 (confidence):moderate   

Avalanche Problem留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind Slab

標高帯

斜面方位

NE E SE S

誘発の可能性

発生しうる規模

孤立した地形に形成したウインドスラブ

標高帯

斜面方位

N NE E SE

誘発の可能性

発生しうる規模

最近の降雪で形成したスラブ

Summary概要

雪崩 / Avalanche

昨日(7日)は、標高がとても低い場所で、濡れた雪によるサイズ1の点発生雪崩、標高1100~1400 mの北斜面で誘発によるサイズ1の点発生雪崩が複数観察されています。

積雪 / Snowpack

積雪中層を構成する大晦日からの荒天の雪は、焼結と沈降が進み、顕著な脆弱性は観察されていません。6日から7日かけて降った10~20 cmの雪が積雪表層で、ソフトスラブあるいはウインドスラブを形成しており、昨日(7日)の時点では、スキーカットなどに多少反応していました。標高700 m以下では、雪面は湿り気を帯びたものになりましたが、標高が高い北側では、雪はまだドライのままです。

気象 / Weather

気象庁は南東の風、後、東の風、くもりを予報しています。低気圧の接近に伴い、気温上昇および夕方には雨の予報がでています。標高1310 mにて気温-6.8℃(4時現在)です。新しい降雪はありません。

Travel Advisory行動への助言

森林限界以下では一般的に安全な雪崩コンディションです。孤立した地形に残る不安定な雪と、気温上昇に伴う雪の変化に注意してください。雪崩危険度「低い Low」は雪崩が起きないではありません。標高が高く、風の影響がある場所では、まだ十分に安定していないウインドスラブに警戒してください。雪崩が小さくとも、重大な結末を招く「地形の罠」を避けるように。天候は下り坂ですので、早めの下山計画を。